今回の試験では、ファース専用断熱材エアライトと一般のノンフロン断熱材・100倍発泡ウレタン・グラスウール断熱材(24K)を用意して断熱性能の比較試験を行った。
試験体の仕様(断熱材厚さ)は、エアライト(70mm)、ノンフロン断熱材(70mm)、100倍発泡ウレタン(70mm)、グラスウール(24K・100mm)とし、試験方法は、8立法メートルのサイコロ状実験ボックスの6面全部に、各断熱材を均等で正確に施工し、ボックス内に100Wの電球を発熱をさせ温度変化を測定した。
上記グラフは、グラスウール(24K)に合わせて、各断熱材を100o換算したもので、氷点下になる外気温に対し、電球の発熱でボックス内の気温が高い(熱が逃げない)方が断熱性能が良いと判断される。
最も外気温の下がった(マイナス6.4℃)1月24日午後8時前後で比較すると【エアライト】21.3℃、【ノンフロン断熱材】15.3℃、【100倍発泡ウレタン】10.4℃、【グラスウール(24K)】9.3℃となっている。
グラスウール(24K)を基準に比較すると【ファース専用断熱材エアライト:10.3℃】、【ノンフロン発泡断熱材:4.6℃】、【100倍発泡ウレタン:1.2℃】の差が生じた。
つまり断熱性能を比較すると、【高】エアライト>ノンフロン断熱材>100倍発泡ウレタン>グラスウール(24K)【低】の順となる。
また、40坪の住宅で室温を全館20℃にキープした事を前提とし年間暖房費として試算すると、グラスウール(24K)仕様を基準とした場合に前述の温度差は電気料金(ランニングコスト)に置き換えると以下のような差となる。
○100倍発泡ウレタン:1.2℃の温度差は5,854円/年に相当
○ノンフロン発泡断熱材:4.6℃の温度差は22,439円/年に相当
○エアライト:10.3℃の温度差は50,243円/年に相当
※試算条件:建築地は札幌、熱源は深夜電力(電気料金:9円)を使用した蓄熱暖房器。
※ヒートポンプ暖房(エアコン含)においても、APFを勘案できるため、蓄熱暖房器と同等と推察される。
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