「NPO住宅110番・相談回答集」ファース本部代表・福地脩悦回答分

【カテゴリー】構造・建材について

石綿に不安です

【投稿者】埼玉県さいたま市・迷子さん(主 婦・38歳・女)

【質問】
 家を新築するのですが、建築物概要の中に「軒裏→石綿ケイ酸カルシウム」となっているのですが、石綿を使ってもいいのですか…? 不安です。

【回答】
 石綿(アスベスト)は、特殊な石の繊維を加工して建材などに使用しております。安価で丈夫で耐久性が高く、さまざまな使用方法ができるため、多くの製品に使用されて参りましたが、この石の細かい繊維が飛散して人体に入り、肺ガンになる要因とわかり、社会問題となりました。このため厚生労働省では平成16年10月より、このような石綿の飛散する製品の使用を禁ずる法律を定めております。
 石綿製品はその細かい繊維を飛散しないよう、バインダーといわれる保護材で包み込み、商品化しているものもあります。かなり飛散を抑制したケイ酸カルシウム板や、ある程度、飛散を抑制した製品、ケイ酸カルシウム2種などの建材があります。本件のように堂々と石綿カルシウムと銘打っているくらいですから、アスベストの飛散防止に自信があるからだと思われますが、念のため法律の範囲内かどうかをしっかりと確認することをおすすめいたします。

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