【投稿者】<静岡県・STさん(会社員・45歳・男)>
【質問】
築8年目で、パネル工法の横張りサイディングなのですが、サイディング全体が波をうったようになっており、目地の部分のコーキングもひび割れ、2枚の外壁が接合部分から剥がれ5cmくらい開いています。開いている部分を触ってみるとふわふわしており、薄い断熱材みたいでした。外壁全体の釘打ちも揃っておらず、間柱に確実に打っていないようです。内装の壁紙も斑模様の染みになっており、一部壁紙が剥がれています。
このような場合、施工業者に保障してもらえるのでしょうか? またどのように修繕したらよいのでしょうか? 教えてください
【回答】
サイディングの種類が判明せず断定できませんが、窯業系サイディングの積層剥離現象かと思われます。積層剥離の場合は残念ながら取り替え以外の対処方法はありません。多くが硬さの少ないサイディングが、外部でなく内部からの湿気や継ぎ手の切り口より水分が浸透して剥離状態となります。
パネル工法とのことですが、パネルの中の断熱材種類も大きく関わってまいります。パネル工法でも、外側に通気層を作るためとサイディング下地を兼ねて、約45〜50センチ間隔で、胴縁を取り付けているはずです。安価で剛性の少ないサイディングは、数年程度でこの胴縁の部分を頂点として波打ち状態になる場合があります。間柱の上に胴縁を打ち込みますので、釘のせいではないと思われます。コーキングもメーカー保障はせいぜい5〜6年程度ですので、施工業者への保障要求は困難であると思われます。
築8年ということですが、パネルの断熱状況などで内部の湿気が多くなり、内装材の剥がれを生じさせる場合があります。これはサイディング剥離と直接的な関係はないものと思われます。サイディングやコーキングについては、意識して高価で特別な仕様で施工したのでない限り、築8年を経た現在の状態で施工者に無料補修を実施させるのは、かなり困難かと思います。仕様によっては築8年くらいでさまざまな手入れが必要な場合があり、施工者と上手に付き合いながらできるだけ安価に補修をお願いするのが賢明と思われます。
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