【投稿者】<匿名さん>
【質問】
はじめまして。よろしくお願いいたします。
家は築40年以上の古い一戸建てです。一昨年から畳6畳間のカビの匂いに悩まされ、畳がカビたのだと思い張り替えました。その際、畳をどけて見てみると、床の縁の木材に黒カビのような点々が一方面だけ出来ていました。まさか畳ではなく木材のほうに原因があったとは知らず、そのまま去年、畳の張り替えだけ行いました。
でも、やはり今年に入り、またカビ臭くなり、今度は張り替えた畳と木材の両方のカビの匂いにまいっています。畳のカビを押さえる薬品を購入し試してみましたが、前以上にますます匂いが増し、今では呼吸をするのも苦痛です。
この黒カビと匂いはどのようにすれば、これから先、悩まずに済むでしょうか…。どうぞ助けてくだい。よろしくお願いいたします。
【回答】
典型的な床下環境の欠損(床下が乾燥していない)から生ずるトラブルであると思われます。床下が乾燥していない原因の多くが、床下地盤面(GLと言う)より外部の地盤面の方が高くなっていることが非常に多くなっております(まれに台所や浴室漏水や、配管欠損や排水管欠損もありますので、この設備関係も一応、点検をすべきです)。この床下GLが外部GLより低い場合においては、どんなに床下換気扇、換気口、床下に炭などの調湿剤などを設置しても効果があがりません。
対策としては、床下に砂を敷き込んで外部GLより、床下GLの方が5センチ程度高くすることが大切です。この5セン高くした床下地盤面の上にポリフィルムを敷いて防湿しますと、換気扇や換気口を設けるより遙かに効果的です。
炭などの調湿剤を敷設するのもこの状況でなければ、調湿剤が直ぐに湿気を吸い込んで効果が出ません。訪問販売などの業者に床下換気扇などをすすめられても、この環境が整備されていなければ効果がありませんので気をつけてください。
このような環境が整備されると、冬期間においてポリスチレンフォームなどの断熱材で床下換気口を塞ぎ、冷気を床下に入れないようにいたします。床下から畳が冷されますと、冷された部分に生活空間などからの生活発生水蒸気がその部分に凝縮(結露状態)となり、畳などの含水量が増加して本件のような状況となります。しかし、床下換気口を塞ぐのは床下GLを外部GLより必ず高くすることが不可欠です。また、春先には必ず床下換気口を開放して床下の湿気を外部に放出させることが必要です。
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