【投稿者】山形県山形市・KTさん(公務員・32歳・男)
【質問】
断熱材(フェノールフォーム)に対する施工中の水濡れの影響について教えてください。
ベタ基礎の基礎断熱工法で住宅を建築中で、基礎コンクリートの打設と立上り部分内側の断熱材(フェノールフォーム)の施工が完了したところです。ブルーシートをかけて養生してもらっていたのですが、基礎内部に結構な量の雨水が溜まってしまいました。
養生中の雨はコンクリートには問題ないことは理解しているのですが、断熱材も5cmほど水に浸かってしまっているのが気になります。フェノールフォームは吸水すると、その後、劣化しやすくなるというようなことも某住宅メーカーから聞いたことがあるのですが、施工中の水濡れは問題ないのでしょうか。なお、フェノールフォームの厚さは50oで、床下換気も入る予定です。
【回答】
フェノールフォーム断熱材は難燃性で熱伝導率が低く、フロンを使用しない優れた断熱材です。フェノールフォームの断熱材は様々なメーカーが、各々の商品名で商品化され、それぞれのメーカーごとに特徴があります。本件に使用されたフェノールフォームがどこのメーカーか特定できませんが、上記の特徴については共通性があります。
しかし、この断熱材は質問者が懸念されている吸水性が課題の断熱材と言えるでしょう。
メーカーによっては独立気泡率(断熱ガスを閉じ込めるセル膜の割合)を上げて、吸水性に改良を加えたものも存在します。ともかく、5cm程度、工事期間中に水に浸かったとしても、その後において床下の乾燥状態を保つことにより、大事に至ることはないと思いますが、念のため、竣工後も業者さんに定期的な点検を依頼すべきでしょう。
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