A:30年前、弊社(ファース本部)が公的な仕様書に基づいて造った家に様々な問題が生じたからです。
A:押入れや台所、トイレなどの壁の中、床下の中の断熱材に湿気が含む問題です。
A:断熱材を入れる際の施工精度の問題だと指摘されました。
A:グラスウール断熱材は、乾燥した空気を静止させて断熱しますが、そのようにするため、約10年間近くにわたりグラスウールの徹底した施工研究を行いました。
A:乾燥した空気を壁や床下の中で何十年もの期間、乾燥したままにしておく事は無理だという結論に達しました。したがって問題は満足の行く解決となりませんでした。
A:夏の気温35℃、湿度85%、冬の気温0℃、湿度22%と、夏と冬の極端な気温差、湿度差の気候は、北半球で日本だけです。
元々、グラスウールによる断熱手法は、夏の無い欧米や北欧で(北欧で夏30℃になれば湿度が40%くらいに下がる)開発された断熱方法であり、 日本の気候に無理があると思いました。
A:施工精度も多少は関係しますが、地下水面位や地盤面の環境、基礎の形状、構法、間取りやライフスタイルによっても問題が生じ、 弊社の結論として根本的に日本の気候風土にグラスウール断熱材はフィットしないと判断せざるを得ませんでした。
A:その通りです。現在も堂々と公的な断熱手法の骨子になっております。
しかし、好条件が揃えば問題は生じない場合もあり、いまだに問題の要因は施工精度だと言う理由がまかり通っています。
A:公的な仕様であるポリフィルムの気密性能のとり方にも問題があります。
A:梁やネタ受けなどの突起物がたくさんある壁の内側に、水蒸気が抜けないよう正確に幅のあるポリフィルムを施工するのはとても困難です。
また、ポリフィルムを内装材と一緒にビスや釘で打ち込むのですが、年々、内装材や木材が収縮したり、ポリフィルムが硬化したりして気密性能が劣化して行きます。 これは公的な研究機関でも立証されています。
A:それだけでは確立しません。家は住む人の生命と財産を守り、家庭は社会を凝縮した人間性を育む大切な空間でもあります。
何万個もの部品の集合体で家が出来上がり、その何万個の部材全てに機能と性能があり、そこには多くの人が介在しております。
更にはその部材の組み合わせによっても性能が大きく異なる場合があります。
家の研究はこのように総合的な視点に立って行わなければなりません。
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