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株式会社福地建装 代表取締役社長 福地 脩悦

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住まいと電化の連載コラム「高性能住宅の真実」

第17回/寒い家を暖かくする方法について

手軽にできる寒さ対策を
高気密・高断熱の住宅にはそれなりに問題もあり、手放しで気密・断熱を奨励できるものではありません。特に、既存の建物に気密・断熱の性能を加えるとなると、多くの諸条件を満たさなければなりません。
今回は、一般的な寒い住宅を手軽に暖かく過ごせる方法を記述いたします。例えば、床下換気口を1月~2月の2ヶ月間、スチレンフォームのような断熱材で塞ぐと、約15%くらいの暖房費が節約できます。
しかし、春になったら必ずこの断熱材は外してください。そのままにしておきますと床下がカビだらけになります。

開口部の隙間を防ぐ
サッシや換気口の隙間などから侵入する冷たい空気を赤外線で見ると、細長いリボンのように見える事から、ブルーリボン現象などといわれます。
この現象の対策としては冷たい空気の侵入口を防げば良い訳で、モルトプレーンといわれる粘着剤の付いたスポンジ状のものが市販されていますので、これをサッシの隙間部分に取り付けるだけでかなりのブルーリボン現象を防ぐ事が出来ます。
価格も安価で素人でも簡単に取り付けが出来ます。また、サッシのガラスを押さえているビートと呼ばれるゴムなどが、経年変化で収縮劣化を起こし、ビートの継ぎ目などに隙間を作る場合があります。
この場合、ビートを取り替えるのが一番の方法ですが、かなりの費用を要します。
また、器用な人なら素人でもシーリングを行う事が出来ますが、ガラスにコーキングが付かないように、テーピングを行ってください。とくにビートの継ぎ目には大きな隙間がありますので吟味する必要があります。

安価なレジスター換気口の隙間
平成15年7月から建築基準法が改正され、殆どの住宅に機械換気設備を装備する事が義務づけられました。従来の住宅は、換気がオプション部材と扱われ、僅か数百円のレジスター(スリット式換気口)を申し訳程度に取り付けた住宅が多く供給されてきました。
この換気口のスリットを開口したままにしますと、とんでもない多くの冷気がブルーリボン状に室内に侵入してきます。
だからと言って閉めきってしまいますと、換気不足となり室内の空気が汚染されます。しかし、このような住宅が大手メーカーも含め、大量に供給されてきた現状があります。
このような安価なレジスターを取り付けた建物は、後悔する事になるのは明白です。このような事情を鑑みて今回の基準法の改正に及んだものです。

安価なレジスター対策
この安価なレジスターを取り付けた建物に対しては、やはり抜本的な対策が必要です。一部屋に複数のレジスターが取り付けられているはずですので、この内の一個を活用して同時給排気が可能な換気扇を取り付けるべきでしょう。出来れば熱交換式が最適です。
一頃から見ればかなり価格も安価になりましたので、是非取り付けをお勧めします。
熱交換式は換気で排気する暖かい空気と、給気する冷たい空気を換気装置の中のエレメントと呼ばれる熱交換部分で交差させて、約60%くらいの排気熱を回収します。価格は数万円くらいから市販されております。
必要のないレジスターは、部屋側のカバーのネジを外して壁内の通気部分に断熱材を埋め込み、またカバーをしておきます。

厚手のカーテンを
窓のある壁を全体的に厚手のカーテンで天井から床まで届く長さのものを取り付けます。
窓部分を中央にして振り分けるようにして、窓部分は2枚が重なるように横にも長いカーテンとします。北側の窓付きの壁には抜群の効果があります。しかし、窓ガラスの結露が助長されますので、結露を根気よく拭き取ってあげる事が必要です。
この天井からのカーテンは窓付きだけでなく、暖房していない部屋との間仕切壁にもかなり効果があります。ポイントは天井と床との隙間を出来るだけ少なくする事と、壁との間隔を15ミリ程度にする事によって、壁とカーテンの間の空気が静止して断熱効果が倍増します。

ヒートショックとハウスダスト対策
このように部屋ごとを暖かくするのは良いのですが、暖かい部屋から寒い廊下などに出た時に、激しいショックを受ける場合があり、この温度差が原因となりヒートショックが発生します。毎年、交通事故者と同じ数の方々が死亡したり、重病人になったりしているといいます。
また、暖房している部屋と寒い部屋の間仕切壁が、露点温度以下になるので、この間仕切壁の構成部材の含水量が増加して、カビの胞子が発生します。
この状況を繰り返しますと、カビの胞子がハウスダストとなり、アトピー性皮膚炎や小児喘息の要因になる場合があります。このような問題を解決するには、温度差を数度以内に保つように各所に暖房器を取り付ける方法があります。
しかし、ガスや石油式のヒーターでは安全上などの問題もありますので、深夜電力を活用した蓄熱暖房器の取り付けをお勧めします。これは、昼間の電気料金の1/4程度の安価な深夜電力を利用し、断熱されたケーシングの中のレンガを700度程度まで上昇させ、放熱板から自然放熱して24時間の輻射熱暖房が出来ます。
排気パイプや給油管なども必要なく、階段の下やホールの隅などに置く事が出来ます。暖房器の価格は1台十数万円くらいからありますので、部屋の大きさに合わせて設置します。

湿度を上げる効果
室内が過乾燥になると、ウィルス菌を繁殖させ、ハウスダストの要因となり、アトピー性皮膚炎や小児喘息を引き起こす事があります。
そのような健康障害とは別に、居住者の身体からどんどん水分を蒸発させ、その蒸発する際に体温を奪ってしまいます。したがって、居住空間に一定以上の湿度を保有させることで、同じ温度でも体温から水分を蒸発し難くするので相当暖かく感じます。
対策としては加湿器や観葉植物、蒸発皿の設置、室内で洗濯物を干すなどの工夫をし、一定の湿度を保有するようにしましょう。ただし、湿度の上限は50%程度にしてください。
あまり湿度が高すぎますと、窓や床材、たんすの裏などの低温部分にこの湿気が吸い寄せられて、カビなどの腐蝕菌が発生する場合があります。湿度と温度のバランスは、単に暖かさだけではなく、住む人や家の健康にも大きく関わっています。
次回は優良工務店の見分け方を記述します。

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