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株式会社福地建装 代表取締役社長 福地 脩悦

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住まいと電化の連載コラム「高性能住宅の真実」

第20回/シリーズ総集編 家って何?:PART1

家って何???
私たち誰もが家(住宅)に住んでいます。しかし、衣食住の中でこの住まいほど中身が不透明なものはありません。
衣食に関しては多少失敗が許されても、住まいで失敗すれば大きな不幸に見舞われることになりかねませんし、そのような紛争が年ごとに増加している傾向にあります。にもかかわらず中身を不透明にしたまま家が供給され続けている現実があります。
つまり、売る人がおり、買う人がいるからです。

軽視される大切な部分
地盤の状態は?基礎の強度は?壁の素材は?屋根材の寿命は?窓の断熱と日射遮熱性能は?内装材からの有毒ガスは?断熱材の種類と施工法は?気密と換気のバランスは?電線の太さは?配管の劣化年数は?……
このような家の根源をなす大切な部分の多くが軽視され続けてきました。住宅業界で大した課題として取り上げる機運もありませんでした。

大量生産の曲がり角
現在の住宅産業はそれよりも、屋根が重厚で窓が大きく、外壁の色とデザインが斬新である、壁を真白に塗った吹き抜けで天井の高いリビング、L型人工大理石のキッチンセットが…
このように一番わかりやすい部分を顧客が要求し、売り手側が供給することで成立するのです。
誰でもなく、国の政策で実施されたこの住宅の大量生産、大量消費での国造りに、ハウスメーカーも、我々工務店も、学識者も、建材メーカーも一緒になって加担し、日本は経済大国になりました。

人の心まで侵す
国の経済は豊かになったと言っても、先進国で最も資産価値の少ない日本の住まい、外国から「うさぎ小屋」と酷評されるなど、確実に住宅貧国と言えるのです。
日本の平均住宅寿命26年、まさに粗大ゴミ生産産業の様相です。自然環境が侵され、さらに人の心まで侵されているように思います。この現実をどれだけの人々が深刻に受け止めているのでしょう。

日本の風土にフィットした家を
古来の日本の家屋を省みたとき、現在の新建材住宅が実にみすぼらしく感じられます。
日本家屋の根源である萱葺き屋根の家は、夏場の日射熱を遮断するだけでなく、その日射熱で萱に含まれた湿気を蒸発させて家の中を冷やします。
冬場の乾燥時期にはその湿気を放出して暖かさを保ちました。一朝一夕で構築されたものではなく、一千年を越える経験をもとに、まさにエアコン搭載の機能を有したような家屋が構築されてきました。

気候風土と家
熱帯雨林のような夏と、極寒砂漠のような冬を迎える極東日本の特異な気候風土にフィットした日本の家屋は、長きにわたる歴史を重ねながらその技術を蓄積してきましたが、家づくりがどんなに進化してもこの日本家屋の思想を生かさなければなりません。
快適性や省エネ目的で家に断熱や気密の性能を確保するにしても、この萱葺き屋根の思想に基づいて完全な開放型にするか、それともこの思想に基づく技術が必要なのです。

誰のための家づくりか
お施主さんから、お金をいただいて直に家を造ったことのない学者先生の指導に従い、たくさん売ることを目指したハウスメーカーの技術者によって設計構築され、営業数値を稼ぐ営業マンによって契約がなされ、顔も知らない下請け業者によって施工され、まったく歴史のない新建材の住宅で、住む人の幸せを包むことができますか…
住宅の着工数が激減して営業合戦が熾烈な様相を呈しています。この着工数の激減…いや、今までが住宅バブルだったのです。
売り手側の都合のよい一方的な情報が氾濫し、結果として勝者の存在しない価格競争に…そして出来上がってからは、問題の多くを覆い込み、生活者の不信感を増幅させ、最も信頼できない産業とまで言われてきました。

住んで幸福になる家を
ごく自然な生活者ニーズによる住宅マーケットを、大量供給を目的とした政策的な手法で住宅市場を膨らませてきたのです。激減したといわれるこの時代こそが本来の住宅市場であるのでしょう。
売り手側の情報もさることながら、施主がその住宅に住んで本当に幸福になったかどうかを調べることが何よりも肝心なのです。
「家って何???」…住む人も、売った人も、造った人も、家づくりに関わった人全員が、いつまでもいつまでも笑顔で過ごせる空間のことなのです。

住宅産業の大改革が必須
この誌面で19回にわたり住宅産業の実態を記述してきました。今回は総集編としてシリーズで記述した内容を今一度、私たちが関わる住宅の現場を振り返ります。
日本の平均住宅寿命26年といっても、26年で家が朽ち果てるわけではありません。生活者の夢を醸し出すような情緒性豊かな売り手側の一方的な情報で施主は家を造ったものの、それ以降、住む意欲を逸してしまい、26年前後で壊してしまいます。
そのため、粗大ゴミと化した住宅を処分するため、ゴミ捨て場が足りなくなり、新建材の燃焼処理でのダイオキシン問題、地球温暖化など、環境汚染を深刻化させています。
対策のため、省エネやリサイクル関連、廃棄物処理などに関する法律の施行がなされるようになりました。しかし、根本的な問題は、26年前後で取り壊される要因にあるのです。
なぜ、26年で家を壊す結果となるのでしょう。そもそも家づくりは量産体制そのものを見直す必要があります。

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