2022.05.24 行動パターンを予測する Writer久保田 公明 建物の中を人が自然に動く時に通ると思われる経路を線で表したものが動線となります。 設計段階において動線を考慮する事はとても重要です。 先日、築16年になるお宅を訪問するとリビングの模様替えをされております。 お客さんが来た際にテレビとソファーの間を通らないと玄関に行けないのが気になっていたらしく、今回で3度目の模様替えとなりました。 住まいの暮らしやすさを感じるには間取りが大切ですが、動線によっても大きく左右されますので、動線をしっかり確保して暮らしやすい住まいを実現させましょう。
2022.04.15 熱を伝え難い素材 Writer久保田 公明 窓からの冷気や隙間風、結露でお困りの方からサッシを取り替えたいとの連絡を戴きました。 サッシを取り替えるには、外装材やコーキング材等が絡んでくるため高額な工事費になる事から内窓の設置をお勧めし先日、施工を行いました。 結果、窓に施されていた冷気や結露対策の緩衝材等は外されており、追加で3枚の内窓を施工する事となりました。 内窓は単板や複層ガラス、断熱タイプ、遮熱タイプと用途に合わせて選ぶ事ができ、あらゆるインテリア空間にも合わせる事が可能です。 窓際の冷気が気になる方は、樹脂フレームで構成された内窓の施工をご検討下さい。
2022.03.14 家庭の必需品 Writer久保田 公明 感染症対策として有効な「換気」と「加湿」。 快適な湿度を保つために加湿器を購入したお宅もある事と思われますが、本当に必要なのでしょうか? 先日訪問したお宅でも昨年に購入した加湿器を稼働させていましたが、結露で悩まれていました。 家中、温湿度計を設置させて戴き加湿器を稼働させずに3週間程測定しましたら、どの温湿度計も55~60%をキープしていましたのでこのお宅に加湿器は必要ないと判断させて戴きました。 過度な「換気」や過度な「加湿」にご注意下さい。
2022.02.08 伸縮する素材 Writer久保田 公明 先日クロスの隙間は何故、起きるのかとの連絡を戴きました。 木造住宅の場合、木材の状態によっては家が建った後も乾燥・収縮が続いたり、周辺環境によっては水分を吸って膨張する場合もあります。 この木材には石膏ボードが施工され、石膏ボードにはクロスを貼り、内壁が出来上がります。 乾燥・収縮を繰り返す事で木材は動き、クロスの角(入隅)や建具とクロスの取り合い部などの隙間は出来ますが、クロスに塗られた糊が乾燥する事でクロス自体も収縮するのです。 温熱環境にもよりますが、この乾燥・収縮は数年で落ち着くと思われます。 費用は掛かりますが、クロスの隙間はクロス屋さんによる補修やDIYで補修する事も可能ですので、気になる場合はご検討下さい。
2021.12.28 明日から休業となります Writer久保田 公明 今のところ積雪は少ないのですが朝晩の外気温は-10℃。 今年は「何故か部屋が暖まらない」と感じている方は機器の故障を疑う前にエアコンのフィルター清掃を行ってみて下さい。 エアコンは吸い込んだ空気を吹き出しますのでフィルターが目詰まりしていると、エアコン本体の周辺だけが暖まりすぐに設定温度に達し、空間全体に暖気が行き届かない事が想定されます。 特に小さなお子様が活発に生活されているお宅は埃が舞い上がりエアコンに吸い込む事も考えられますので、お休みの時にでもフィルター清掃をお願い致します。 弊社は1月7日金曜日より通常営業となりますので、来年もどうぞ宜しくお願い致します。
設計段階において動線を考慮する事はとても重要です。
先日、築16年になるお宅を訪問するとリビングの模様替えをされております。
お客さんが来た際にテレビとソファーの間を通らないと玄関に行けないのが気になっていたらしく、今回で3度目の模様替えとなりました。
住まいの暮らしやすさを感じるには間取りが大切ですが、動線によっても大きく左右されますので、動線をしっかり確保して暮らしやすい住まいを実現させましょう。