高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装
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お知らせ

2016.09.13

スーパーゼロスマファース・壁厚150ミリでUA値0.2の断熱性能を


断熱材からの熱貫流率(逃げる熱量)は、断熱材厚さ÷断熱材熱伝導率=熱抵抗値。
この熱抵抗率の逆数が逃げる熱量となります。
このように断熱材を厚くすることで断熱性能は限りなく高める事ができます。
高断熱性能の住宅では、壁厚が400ミリを超える家も出現しております。

表題のUA値0.2(Q値での概算は0.7程度)にするには、グラスウール断熱材なら、その厚さを400ミリくらいにしなければなりません。
四方の外皮を400ミリの断熱材で包むとなると、生活空間がその分、狭くなります。
狭くなるだけではなく、400ミリの断熱材を保護するため、開口部や端部などの処理対応がとても難しくなります。

ファースの家では、UA値0.2を断熱材厚さ150ミリで納められます。
硬質ウレタンボード(ファースボード)80ミリの内側にファース専用スプレー発泡断熱材(エアクララ)を70ミリの施工を致します。

屋根断熱は、エアクララ200ミリの施工でそれを達成できます。
断熱材の厚さを抑えるには、熱伝導率が極めて低い素材を使用する必要があります。
軸組の柱、間柱の外側に80ミリのファースボードを取り付け、内側に70ミリのエアクララをスプレー発泡しても、インナー通気層を充分に確保することが出来ます。
開口部は特殊なLOW-E機能を持たせたトリプルガラスを採用します。

「ZEH」を施工するにあたり、冷暖房熱量を抑えるには最適の工法と自負しています。
普通住宅より多く掛かるイニシャルコストは、ランニングコストで充分に相殺できます。
この断熱材は湿気を吸わず、経年劣化が殆どないなどの特性を生かしています。