高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装
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地震に備える

安全性は実証済み。地震、耐風、豪雪への耐久力。

どんなに温熱環境、空調、電気、給排水設備などが充実していても、台風や地震などの自然災害にも安心できる家の強度がともなっていなければなりません。

丈夫な基礎の上に、木造軸組工法等でしっかりと柱や骨組みを組み上げることにより一般住宅以上の強度を発揮しています。
土台と基礎の間に使用する、柔らかくて特別に引っ張り強度の強い、通常ウレタンの3倍の強さを持つ樹脂断熱材「エアクララ」が揺れを吸震します。
また構造体(土台、柱、梁など)もこの樹脂断熱材「エアクララ」が、継ぎ目のないシームレス状に家全体をしっかりと包み込んで耐久性、耐震性を強化しているため、台風や豪雪にも強い威力を発揮します。

1989年(平成元年)に「ファースの家」の1号棟が完成してから、阪神大震災、奥尻沖大地震、中越大地震、能登半島大地震、中越沖大地震、東日本大震災、熊本地震と震度7にも及ぶ大震災に遭遇しましたが、内装材に小さなズレが生じた程度で殆ど、被災しませんでした。特に中越大地震の際は、震度7の川口町の震源地や、その近くの小千谷市に建っていた「ファースの家」ですが、家具や外構に被害があったものの、建物そのものには被害らしい被害がありませんでした。気密、断熱を目的に構築した樹脂断熱材「エアクララ」が構造の強化にも役立っていたのです。

「ファースの家」は、現在の規準で確認申請が通る基本的な構造強度さえ備えていれば、数百年に一度程度、やってくると言われる大震災、大嵐にも人的被害を出さない強度を保ちます。 強力な密着強度を有する樹脂断熱材「エアクララ」で包まれた「ファースの家」は、まるでバスケットボールのように転がしても壊れない強度を発揮します。

エアクララ落下試験

ファース本部では、2m角の断熱材を吹き付けたボックスで断熱試験を行った後、約7mの高さから落下させる落下試験を行いました。

熊本地震調査報告

今回の地震では⼤きな揺れが繰り返し起こり、震源が熊本市内方面から阿蘇方面にかけて⼤きく移動していることが特徴的。⼤きな揺れが繰り返されたことで、熊本県内を中心に歴史的建造物も含め、特に古い建物が倒壊などの被害を受けている。地震後に降⾬が続き、山間部では地震で緩んだ地盤が崩れるなど災害がさらに拡大した。

震度の大きかった時間帯を時系列化したデータ

※消防研究センターホームページから抜粋

震度の大きかった時間帯を時系列化したデータ

震度の大きかった時間帯を時系列化したデータでは、より震度の高いエリアに建築されているファースの家 30 棟の大まかな位置をプロットしている。最大震度付近も含め、倒壊、軽微な倒壊を含め大きな被害がないことが確認できた。

個別訪問時の調査報告

※記載震度はエリア最⼤震度のため建築地の震度と差異がある可能性あり。

個別訪問時の調査報告

個別訪問時の写真とコメント

※一部抜粋 (上記「個別訪問時の調査報告」よりNO.1、NO.19、NO.24)

■ リストNO.1の物件調査
一部クロスに破れがあり、大きく揺さぶられたことがわかる。AIキット、断熱材、天井裏、床下、傾きなど調査するも問題は見られなかった。
リストNO.1の物件調査
■ リストNO.19の物件調査
エコキュートに若干の傾きが見られた物件。AIキット、断熱材、天井裏、床下、傾きなど調査するも問題は見られなかった。
リストNO.19の物件調査
■ リストNO.24の物件調査
一部クロスに破れがあり、大きく揺さぶられたことがわかる。AIキット、断熱材、天井裏、床下、傾きなど調査するも問題は見られなかった。
リストNO.24の物件調査
阿蘇神社 楼門 拝殿

阿蘇市内にある阿蘇神社は楼門、拝殿が倒壊した。テレビなどでは阿蘇神社倒壊の映像が多く使われたので、阿蘇地区の損害は甚⼤だと理解していたが、阿蘇神社周辺の住宅はイメージしていたほど⼤きな被害は受けていなかった。
熊本城など古い建物に多くの被害が発生していることから、熊本県内では強い地震が⻑期間起きていなかったことが分かる。
⼤きな揺れがあったエリアでは⽡が落ちる被害が多く発生している。

調査時に確認できた範囲での近隣の状態は、新しい分譲地の新築住宅(ファースの家以外の建物)でも外観的に⼤きな損傷は⾒られなかった。古い家屋に関しては広い範囲で倒壊、半倒壊、⽡の脱落などが発生している。新しい住宅には一定の耐震性能が備わっていると考えられる。ただし、耐震等級2の新築住宅にも倒壊があったという情報もあり、一概に⾔えない。
ファースの家お施主様の協⼒のもと、揺れの酷かった現場を中心に目視による検査を⾏った結果、床下、天井裏など確認できる範囲では、構造体、断熱材などに地震のものと思われる被害は発生していなかった。断熱材にとって強度的に不利となる屋根面でクラックなどが発生していないことから、柱や間柱のある壁内などでのクラック発生の可能性は極めて低いと考えられる。

今後の課題として、同程度の震度でも、家具の転倒、クロスのよれなどの軽微な被害に格差(被害が全くない物件とある物件が混在している)があり、揺れ方の違いによるものなのか、他の原因によるものなのか検証が必要。

他に、ファースの家に限ったことではないが⻑期的に停電した場合、トイレが流せないことに一番困ったとの話があった。便器の種類により停電時でも流せるものもあるが、特殊な操作が必要になることから、施⼯⼯務店は提案時から意識しておく必要性を感じる。さらに、調理が一切できなくなるので、カセットコンロを常備することも必要。

ファースの家を調査した結果として、今後同程度の地震が複数回発生したとしても、地盤面に問題がない限り倒壊など⼤きな被害に発展する可能性は低いと感じた。

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