高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

結露と換気の問題

窓の結露や壁のカビ、床下の換気の悪さなど

2008.02.26

天井から結露水が落ちてくる

質問者/大阪府大阪市・STさん(会社員・32歳・女)

 去年の夏頃に念願のマイホームを購入しました。今年に入り、2階の寝室の天井から水滴が落ちてくるので雨漏りと思い、購入した不動産屋で調べてもらった結果、結露ということです。部屋の上がルーフバルコニーになっており、寒い日が続くと天井がかなり冷えて部屋の表面温度との差で結露がすると言うのです。屋根裏もすぐ上にルーフバルコニーになっているために、あまり空間がなく空気の流れがないそうです。天井の上には100ミリのグラスウールの断熱材が入っており、寝る時にも暖房などはかけていません。
 子供がまだ小さいので家族4人で寝ておりますが、窓はまだ分かるのですが、天井から水滴が落ちてくるほど結露がするものですか? 設計ミスなどではないのでしょうか? 対策としてはどのような方法がありますか? 良いアドバイスを宜しくお願いします。
 大阪のような、わりと温暖な地域でも本件のような状況は発生します。天井裏に100ミリのグラスウールが敷き込まれていると言うことですが、その下(天井材)にポリフィルムが敷いてあるか確認してください。
天井断熱の基本ですが、天井材-ポリフィルム-断熱材-自然換気層(機械換気も含む)-屋根(もしくは本件のようなルーフバルコニー)となります。
 本件の場合、空間が取れなくて天井裏換気が充分に取れないと言う事ですが、こうした時は機械換気を行うべきでしょう。温暖地では、このような温熱環境維持の部分が住んでから不具合が見つかる場合が珍しくありません。前述したポリフィルムの敷き込みと合わせて対処するよう、施工業者に要請してください。設計ミスと言えないこともありますが、構造的な都合でこのような設計になる場合もあります。