高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2014.02.13

床の軋みについて

質問者/大分県大分市・AHさん(会社員・33歳・男)

 新築したのですが、1階のフロア部分の床が初めから軋んでいます。大工さんが言うには、作業するのに何回も行き来した所だから、また、通常はボンドは使わないのだが、少しでも硬いほうが良いと思いボンドを使ったのだが、そのボンドが先に乾いて隙間になったとか、垂木が悪くて曲がったと言われます。
 しかし、これから何十年と住んで踏む場所なのに、今からそれではとても心配です。対処法として、上から釘を打っていましたが、半年経った今、その釘が浮いてきました。ある場所では体重を乗せると少し沈みを感じます。はっきり言って欠陥ではないのでしょうか?
 文書での印象から考えられる軋みの要因は、床材を受ける根太(垂木)か、その根太を受ける大引(土台を兼用しているものもある)との結合状況にあると思われます。この場合、最初から軋みがありますし、接着剤や脳天打ち(床材の上から釘打ち)でも効果がありません。
 対応法としては、床下に潜って根太と床材の隙間や、根太と大引との間にスペーサー(クサビ)に接着剤をつけて挟み込みます。欠陥というより、施工の不具合でこのような状況になる場合もあり、上記の方法で改善できますので、施工工務店に要請してください。必ず直ると思います。