高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

構造・建材について

断熱性や防音性、構造の強さなど

2008.06.26

屋根瓦によるた耐震度の相談

質問者/山口県下松市・TYさん

 我が家は10年前に和瓦に葺き替えたのですが、耐震度がどの程度か知りたくて投稿しました。

・家は築30年の某プレハブメーカーの軽量鉄骨製(壁は金属製)。
・形は23坪の切妻屋根に6坪の同切妻屋根が乗っかった2階建て。
・10年前の瓦葺き替え工事は、和瓦 重量143k/坪を使用し、もとのカラーベストの屋根に和瓦を重ね葺きしたものです。

 以上ですが、当時は屋根屋さんの「問題ないです」と言う言葉もあって特に軽量瓦を使用しなかったのですが、昨今の地震被害で我が家の事が心配になりました。以下に列記した様にごく一般的な回答でよろしいですからお願いします。
1)非常に危険なので直ちに屋根の葺き替えた方が良い。
2)ちょっとした地震で崩壊の可能性あり
3)一般の木造住宅並
4)プレハブにはおよばないが一般木造住宅よりはよい

以上ですので宜しくお願いします。
 結論から言って全く心配は要らないと言い切ってよいと思います。軽量鉄骨のプレハブ住宅は、工場生産されますので一番、重い瓦が載り、予想される積雪過重も見越して設計生産されます。したがって質問を項目ごとに回答しますと次のようになります。
1)葺き替えの必要はありません。
2)崩壊の心配はありません。
3)一般の木造住宅(軸組み工法)より信頼がある。
4)ツーバイフォーより多少、劣るが一般住宅より多少よい。

以上、従来どおりの施工を行った場合、耐震性能には心配ないと見るべきです。