高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2009.04.06

施工に問題あり、外に会話が筒抜けの我が家。

質問者/神奈川県横浜市・FTさん(会社員 38才・男性)

 去年 新居を構えました。土地を購入し、住宅メーカーは高気密高断熱が売りのmにしました。契約は3月。当方の希望は梅雨の時期にかさなり、雨曝しにならない事でした。
 ところが図面や建築確認で4月がすぎ、5月はなにもせず6月はじめ着工し、2x4のパネルに穴を空けクレーンでつるした事を現場で知り深い不信感をもちました。あげく6月の梅雨に3週間のあいだパネルをぬらしつづけ、20枚に及ぶベニヤをふやけさせ交換させました。業者は施工管理や工程管理をまったくしていないため、現場監督も私の指摘にひとつひとつ驚いてばかり。
 現在 室内での何でもない会話が、屋外でまるで窓をあけているようにまったく遮音効果が感じられません。
 私は断熱材の施工がきちんとしてしないように思えてきました。どのような検査をすればよいのでしょうか。
 2×4の住宅は通常において防音効果が高い(その分、室内反響音が大きい)事が売りなっています。にもかかわらず外に音が筒抜けになるとは次の事が考えられます。ひとつにはグラスウールが濡れてずり下がり、壁内の補強木材の付近に垂れ下がっている。しかし、内と外に構造用合板が張られている筈ですから音が筒抜けになるとは考え難いとも言えます。むしろ、合板の継ぎ目に隙間が生じているにもかかわらず、内装材で隠していることも十分考えられますので、第三者に確認していただくことをお勧めします。