高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

構造・建材について

断熱性や防音性、構造の強さなど

2023.07.13

旧水田地、地盤沈下によるダメージはある?

質問者/(会社員)

 一戸建住宅の新築を計画しています。(1階80・,2階70・)
 土地は,旧水田に砂質土2m盛土しています。基礎は,べた基礎で計画されています。(べた基礎の知識はありません)建物の外回りの基礎が従来工法の基礎でスラブの上に乗り内側の基礎は,地表面に施工されたスラブ(150・)の上に高さ300・で計画しています。 地盤沈下によるスラブ及び内側基礎の受けるダメージはないでしょうか。又、建物に与える心配はどうでしょうか?教えてください。
  丈夫なお城を作りたいので宜しくお願いします。
 どんなに丈夫で万全な基礎を造っても、地盤が沈下すれば内側基礎に限らず全ての部分に重大な弊害をもたらします。
 基礎の手法や敷地の事前用途の種類に限らず、必ず地盤調査を行う事が必要です。最近は超音波を利用した計測器で安価に測定できますし、その結果によって、強い地盤帯が浅いところにある場合は上部の土の入れ替えを行ったり、深い場合は杭打ち(その種類も地盤の性質で異なる)を行わなければなりません。ベタ基礎方法を用いる場合、その許容範囲が広くなるメリット(ある程度以上の地耐力がある場合、地盤補強が省略できる)があります。通常ベタ基礎の断面図を参考にしてください。
ポイントは内側基礎を独立にする。GLを土間コン下端より必ず50・以上下部におく事である。