高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2009.10.17

カビだらけの床下。カビが原因で子供が喘息に 2008.10.17掲載分

質問者/北海道北見市・HKさん(会社員・31才 男性)

 はじめまして。
 建売住宅を購入し、入居してみると床埋め込みの野菜庫を開けると床下に水が手が届くぐらい、貯まっている状態で、全然水位が下がりませんでした。早速、建設業者を呼んで話しを聞くと、床下にある水中ポンプが壊れていてそれを、交換すれば大丈夫とのこと。初めて、水中ポンプが設置している事をつげられ、契約時には何の説明も聞いていないので、ポンプを撤去して、その代わりに配水管を埋設していきました。
 それから半年後、カビくさいので床下をのぞいて見ると、土の表面が湿気って床下の木材も、水滴がついている状態で全然改善されていませんでした。また業者を呼んで話しを聞くと年数が経たないと水は引けないとの事でした。今度は違う業者に見てもらうとカビだらけで、床下の木材が腐ってきていると言われ、地質調査をすると、まれに見る浸透性のない粘土質と言われました。そして、建設業者を呼んで聞くと、「建設当初、地質調査をしないで建てた。」との事あまりのいい加減さと、子供が喘息になり、血液検査ではっきりカビが原因だと言われ、もうどうしょうもなく思い、代替えを要求しています。
 代替は、可能でしょうか?それと、対応策があれば教えてください。
 床下は常に乾燥した状態に成っていなければなりません。そのため、床下換気口を決められた数以上取り付けなければならい(土間コンクリート等の防水処理を行う事を除く)と、建築基準法で定められています。この処置を行っていなかったとしたら、施工者の明らかなミスであり、相応の責任を追求できるとおもいます。しかし、地下水面位(地面を掘って何mで水が出るか)が高かったり、地質が本件のような透湿性がなかったり、又、布基礎の間仕切りの通気スペースが小さかったりしますと、床下換気口が正規に取り付けられていたとしても、本件のような腐食トラブルに遭遇する場合があります。こうした場合、施工者にたいして道義的な責任を追求できても、建替えを要求するような責任まで持たせる事は、事例をみても大変難しい事と考えます。本件は水中ポンプを取り付けてあったと言いますが、側溝の高さや設計上の排水プランによってポンプアップによる排水が必要になる場合があります。当然、ポンプは定期的なメンテナンスを伴います。この辺の仕様について、施工者と質問者のコミニケーションが不足していた事が伺えます。
 問題は責任の追及を優先して、床下をそのままにしておきますと、間もなく床全体が朽ちる事が確実なことです。対策としては、床下に防水シート(ポリフイルム)を敷き、その上に乾燥した砂を散布して外の地盤面より、床下の方を高くする。床下換気口に電動式の強制換気扇を取り付ける。間仕切りの布基礎を点検し、通気スペースを大きくする等の対策を行って下さい。できるだけ施工した業者に工事を依頼した方が賢明と思います。業者に無料でこの工事をさせる事は出来ないと考えるべきでしょう。むしろ業者の機嫌を損ねない範囲で、施工責任をちらつかせながら、補修施工費を出来るだけ安くさせるように仕向けて下さい。感情的になっては当方の得るものは無いと考えるべきです。