高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2010.03.05

床下の換気 2009.03.05掲載分

質問者/名古屋市・KTさん(主 婦・38歳・女)

 わが家はベタ基礎なので基礎パッキンでの換気方法なのですが、その肝心な換気口が左官屋さんにより、立ち上がりの仕上げのときにセメントを塗り込んでふさいでしまっています。しかもほとんど全面に近いです。
 これでは換気の機能ができないですよね?
 これからどのようなことが起こりうるのか? またどのように対処すべきか? 教えていただきたいです。
 基礎パッキンは、土台と基礎天板の間に隙間を空けて床下の通気を促す工法です。床下は常に通気がなされる要件を整えていなければなりません。したがって、この大切な床下通気用の隙間が塞がっているような環境では、家の床下環境を良好に保持できなくなる可能性があります。

 対処法としては、基礎コンクリートの表面を仕上げた際にその仕上げモルタルが、上部に出っ張って隙間を埋めたものと思われますので、その出っ張った部分を丁寧に取り除くことが必要でしょう。綺麗に取り除くには、専門的な技術が必要なので、業者に事情を話して除去していただくべきでしょう。道具が揃っていれば決して難しい作業ではありません。