高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2010.07.28

床下土壌のカビについて 2009.07.28掲載分

質問者/京都府京田辺市・FJさん(53才・男性)

 我が家は築20年程度ですが、数年空きやにしておいたところ、玄関を開けたらすぐにカビの臭いがしてきました.押入等カビ臭いのでよく掃除をし換気したのですがカビの臭いは消えません。また、床下を開いて見ると土の30センチぐらいの白い大きな固まりがたくさん転がってカビの臭いがします。床下の土壌のかびはどのようにすれば消えるのでしょうか。良い方法を教えて下さい。
 床下の湿気が停滞したまま放置されると、梅雨と真夏の経過で質問のような現象がおきる事が多くあります。最も効果的な対応法は、床下専用の換気扇が市販されていますので取り付けて下さい。2・3万円程度で購入できると思いますが、基礎に穴を開けて取付け、また基礎の反対側にも空気を送り込む穴を開けなければならない場合があります。さらに電気配線などの工事が必要です。しかし、今のままで放置しますと床全体に腐食菌が広がり、床が朽ちる事も在りますので、急いで対処すべきでしょう。一般の住宅でも床下を常に風通し良くしておく必要があります。床下換気口が詰まっていたり、障害物で塞がっていないかを点検すべきでしょう。また、布基礎と言って、間仕切りの基礎にも大きな穴があいていなければなりません。専門家に点検して戴きましょう。