高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

設備や内装一般

暖房や電気湯水器、トイレの配管など

2010.10.21

吸い込み式浄化槽の地下への吸い込みができなくなった件

質問者/まりな

2001年12月に親戚の工務店に新築を作ってもらい家族5人で住む。合併浄化槽を大工が設置。2007年3月に地下への排水ができなくなり工務店に相談したところ、新築の時水回りを担当したガス屋よりの見積もりということで、排水を本下水管につなぐ見積書約200万の提案をされた。
こちらとしては納得がいかず工事の方はしていません。新築でわずか6年で排水ができなくなり、いきなり200万もこちらが全額負担するのは不愉快です。やもえずその時ガス屋より排水ポンプ6万円で購入し裏庭に排水しています。
親戚の工務店とガス屋は取引関係にあり、こちらよりなかなか苦情が言えず
今日まで過ごしました。最近排水が臭くなり困ってます。
何卒アドバイスをお願いします。

文書だけで、位置関係、高さなどの情報が判らず、断定は出来ませんが、そもそも何故、浄化槽の排水が出来なくなったかを特定すべきでしょう。
少なくとも6年間は、排水が出来ていた訳で、そこまでの復帰を行う対応が基本だと思われます。

場所や状況によっては、外部の排水高さが変わり、ポンプアップが必要になる場合もあります。
ポンプアップせずに本下水管につなぐ工事は、地面を掘ったりアスファルト改修などの工事が伴い200万円くらいは掛る場合もあります。

本件は最初の計画段階から本下水管につなぐ対応をすべきだったと思われます。最初から工事に加えておけば、もっと安価に出来たのでしょう。
しかしながら本下水管につなぐ工事は必然的なもののようにも思われます。
施工の仕方などを工夫すると価格面では調整可能だと思われますので、じっくりと落ち着いて交渉すべきでしょう。