高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

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2022.08.10

土地の湿気対策について

質問者/埼玉県上福岡市・FTさん(会社員・56歳・男)

 老後の永住地として静岡県に土地を購入しました。そこは平均気温14度、平均湿度80%、年間降雨量2500ミリの市です。購入した土地は市街地より300メートルほど高地にあり、平坦な別荘地(富士山の西側)で周りには檜、杉等が林立しています。当方の土地にも直径40~50センチの檜・杉、松、楓等が30本ほどあります。
 3年後に建築しようと思っていますが、当該地は南道路(4メートルの舗装路)に30メートル程度接道しており、土地の高さも全体に道路より15センチ程度低くなっているため、湿気が気になります。このため、早めに伐採、伐根、盛土をし、光を取り入れて乾燥状態に近づけようと思っています。この場合、伐採・伐根後、積もっていた腐葉土を除去してから盛土をしようと思いますが、湿気対策としてどのようなものを盛土すれば良いのか教示いただければ幸いです。
 なお、費用は70万円ほどかかるということですので、建築をお願いする時点(3年後)で住宅メーカや工務店に、地質調査と併せて伐採・伐根・盛土を行ってもらう方が得策かとも思い、相談させていただく次第です。
 道路より15センチ程度の低さでは、工事の際の値切りで出た土砂やベタ基礎コンクリートによって、心配のない基礎の施工は可能です。しかし、伐採、伐根を早めに行うことが肝心です。また、腐葉土を排出して出来るだけ、砕石交じりの盛り土が一番良いと思います。当然、基礎工事の直前に地盤調査(調査のみを行う会社に依頼すること)を行うべきです。