高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2011.07.22

雨どい 縦どいの始末

質問者/こっちゃん

台風6号の大雨の影響で建物の基礎際庭にて陥没がところどころ出てくるようになりました。
また上記に加え水も以上にたまる様になった為、昨日いろいろと庭を掘り返してみました。
やはり陥没がところどころ出るわけで、中は空洞が目立ちました。
そして縦どいの下部を掘っていたら、わんさかと水が溢れ出してきました。
この度の震災の影響で樋が外れて水が流れていないのかと思いさらに掘ったところ雨水ますも出てこないし、つながっている配管もありませんでした。
縦どいがダイレクトに地中に埋められていました。
二階屋根につながる直間型の縦どいの為、大雨時にはそれなりの雨量となります。
地中にダイレクトに埋められている為、その雨量に耐え切れず雨も以上に溜まり地中も空洞だらけになってしまっていると考えられます。
我家には他にも6箇所の縦どいがありますが、それらは全て雨水ますとつながっています。1箇所のみが地中にダイレクトに埋設です。
住宅メーカーに連絡したところ、見に来てくれるとのことでしたが今後の対応はどのようにすれば良いのでしょうか?
無償で他の雨水ますと設置はしてくれるものでしょうか?
また、地中の陥没は検査、確認してくれるものなのでしょうか?
通常、雨樋の縦方排水管をダイレクトに地中に埋められる事などありません。
浸透性のよい敷地では、浸透枡を言う取水枡で受けて浸透する場合もありますが、極めて稀なケースです。

屋根で受ける雨水は、時間当たりドラム缶数本以上にもなる大量水です。
枡で受けて側溝などの排水溝へ排水するの常識でしょう。

本件の場合は、ダイレクト埋め込みにした縦管があったやの事ですが、何かの理由があったものと思われます。
いずれにしても、イレギュラーな状態ですので無償改善を求めるのは当然でしょう。

敷地内の空洞化や陥没は、その雨樋の影響であれば補修要請も可能であると思うのですが、家と土地との購入時、契約時の事情なども加味される場合があります。
検査や確認は当然ながら無償でみて戴けると思われます。