高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2023.02.02

上棟前、基礎の中や上に土台となる集成材が放置され、雨ざらしになっています。

質問者/イギー

これは、よくないことなのでしょうか?

だとすると誰が悪いのですか?監督?大工?

その場合、人材をチェンジしてもらえますか?

今後どのような対応を望めばいいですか?

木材が集成材ということで、あえて晴れの日を上棟日として、

降水確率20パーセント以上なら、とりやめるという方針を聞き安心していました。

先日、上棟の日の5日前に、資材を搬入し上棟前の作業をやったようです。

ここの所雨が降ったり、天気が悪く、え週間天気予報や降水確率も高いので

わかると思うのですが・・・。

金具の付いたまま、無数の土台が基礎のじベタや上に放置してあり、

2,3日雨にさらされている状態です。

床から土台を支える金具?も裸のままです。

ブルーシートはというと、まるめて小包のように置いてあるだけです。

どしゃぶりの雨でした。

ネットなどを見るとこういう現場は建売にたまにあるということですがやはりよくない現場なのでは?と考えます。

とはいえ、建築途中ですので、なんとかうまく無事建ててもらいたいのです。

専門家の方のご意見お伺いしたく、よろしくお願いします。

木材は乾燥状態を保持することがどんな場合においても大切なことです。
特に接着剤で固めた集成材は、湿気からの保護を優先すべきです。
まして金物が雨ざらしままで放置する事は課題が残ります。

そのような現場管理をさせている住宅会社にこそ、その責任があります。
構造部材の管理状態が悪いままに建築して、竣工後にその構造部材に問題が発生した場合は、完全に施工業者側の瑕疵担保責任の対象となります。

現況を細かく写真に収めておいて、施工者に注意を喚起させる事でしょう。
そのような建主の行動が施工側の意識向上になればと思います。