高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2023.04.10

床のゆがみ!?

質問者/ゆずパパ

布基礎で土間部分は防湿シート&砂の木造軸組構法一戸建て住宅(築1年)に住んでいます。※床の工法は根太レスです。
最近、1階床(フローリング)の継ぎ目の盛り上がりが見られ定規を当ててみると「カタカタ」します。工務店に相談したところ床下の大引や合板(28mm)の乾燥による動きが原因ではとの見解でした。(大引のサイズやピッチには問題ないようです)
その対処として、床下に潜り大引部分へコンクリート製の平板(30×30)の上に鋼鉄製の(調整可能な)床束を施工して下がった大引を上げると言われました。(基礎のある部分に下がりは見られず、小根太部分に1.0mm〜4.0mmの下がりが見られました。)
ベタ基礎または土間コンの上に束を入れるのは分かりますが…布基礎(土間部分は土の上に防湿シート+乾いた砂)に平板+床束を入れるのは聞いたことがありませんので不安です。
この様な施工は(今後の事も含めて)大丈夫なのでしょうか!?
工務店にその事を質問してみたところ、「1年後くらいに床束の高さを再調整すれば、その後はだいたい落ち着く」と言っていました。
本当にそうなのでしょうか?
個人的には、地盤があまり強い地域ではないので地盤沈下などによる床束の外れや床の平行レベルが狂う事による床鳴りなどが今後心配なのですが…。
アドバイス宜しくお願いします。

施工者が現場を検証して対応されるのは、私達が文章だけで推察するのと異なり、それ相応の理由があるのでしょう。
実際に築1年ほどでは、木材や合板の乾燥による事象が多く具現化してきます。
そのような場合の対応としては、現在の方法で良いと思います。

しかし、根太レス工法でのフローリングの盛り上がり現象の多くが、居住空間からの水によってフローリング材が膨張して発生しています。
フローリングの含水量チェックも合わせて行うのが相当と思われます。