高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2024.01.24

外装ミスと内装ミス

質問者/アトム

新築を建築中、当初設計していた、木造3Fのベランダに水洗を取り付けるはずが、工務店の工事着工忘れで家が完成してから、現場監督と家の立会い検査時にミスが発覚しました、で家が完成していたので、代わりに照明代およそ30万を工務店が弁償することで、お互い口頭で納得しました、が引越し当日台所にガス管が設置されておらず台所が使用できず、翌日ガス会社が取り付け工事に来ました。 こちらとしては一度の失敗だけでも、腹ただしいのに2度もミスを犯されました、慰謝料の請求を工務店に求めたいのですが可能でしょうか?

慰謝料請求となると本件は民事事件となり、私達、住宅110番回答者が、請求者からのネット情報だけで回答出来る範疇を超えてしまいます。

状況を文章から推察すると、二度もミスを起こされて憤慨しているご様子で、心情はとてもよく理解できます。
しかしながら最初のミスでは30万円弁済を、2度めも後日にハード対応を済まされているようです。

家づくりと云うのは、数十種もの業種が、何十万個も部材、資材を組み合わせて出来上がります。
出来てから様々な事象に遭遇する事は、ごく普通の出来ごとです。
それを、丁寧に根気よく、使い易いように改善して行ってこそ、本当に住みよい家となってゆきます。

つまり、家は竣工してから、施工工務店と友好的に付き合いが出来て、上手に使いこなせる事が、賢明な建主さんだといえましょう。
然るに、まったく対応しないとか、不誠実極まりないとかなどの不遜な状況が続いた時は、弁護士を通じての民事事件へと発展する事になります。
本件は、文章項目だけでの慰謝料請求には相当の無理があると思慮されます。