高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2012.06.14

雨漏り

質問者/えもたろう

ハウスメーカーで施工した築13年の3階建て重量鉄骨住宅に住んでいます。最近雨漏りがひどく、ハウスメーカーに相談したら、外壁シーリングが劣化しており修理が必要とのこと。住宅購入時上記説明が全くなかったこと、そもそも10年過ぎの家で雨漏りが発生すること両面を勘案すればハウスメーカーの過失は否めないと考えていますが如何でしょうか。今後も定期的に修繕費用(かなり大きな金額)が発生するとのことであり、だまされたとしか言えない状況。なぜ購入時に説明をしないのか、明らかに説明義務違反と考えています。

現在、雨漏り事象については、瑕疵担保責任と云う法律で、施工者やハウスメーカーの責任を法的な義務化となっております。
しかし13年前は現在のような法律も無く、本件のような雨漏りを前提とした説明を行う業者などは皆無であったと思われます。

雨漏り事象については、屋根材や防水材の紫外線劣化、風雨などによる破損など、定期的なメンテナンスを行わなければなりません。
本件の事象については、経年変化や時期的なことを思考するとハウスメーカーへの全面的な責任負担を求めるのは困難であると思われます。
ある程度の負担を覚悟しながらがらも、ハウスメーカーにしっかりとした対応を促す事が相当と思われます。