高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2024.02.28

建物基礎に接触する土留め

質問者/U-45

築25年の軽量鉄骨一部二階建て、道(GL)から1メートルの高さにある中古物件の購入を考えています。
この物件の土留めについて、質問です。

土留めは新築時、今と同じCB造りで建物からの距離2500ほどの場所に、高さ1200でありました。

その後、持ち主の方がアプローチだった部分を削って道に平行な形に駐車場を増設(1700×7500)しています。
そのため現状の土留めは、幅120のCBで、高さ1200(地上6段)、建物の壁から750(ブロック外側まで)の距離にあります。
施工中の写真を確認したところ、ブロックには400mm毎に鉄筋を入れてあるようです。

今回、購入するにあたり
『駐車場の幅1700を2100程度まで広げられるか?』
と業者さんに伝えたところ、『CBを使った土留めを建物基礎に直付けする位まで近づける』、との工事を提案されました。
建物基礎は、立ち上り120、フーチング500、根入れ深さは不明ですが深基礎ではありません。

土圧等は、以前の工事写真から表層改良されているだろうと判断され、土地が固まっているので大丈夫だと伝えられています。
また、CP型枠コンクリートブロックを使った施工は、逆L字になるので無理だとの事でした。


教えていただきたいのは。

1.現状状態(高さ1200、建物から750の距離)でのCB造りの土留めは安全でしょうか?
2.提案されている拡張工事は適切でしょうか?
3.適切ではない場合、他に方法はあるでしょうか?

サイズ的に擁壁ではなく、法令にも条例にも掛からない物なので判断が正しいか分からず困っています。


どうぞよろしくお願いいたします。

敷地の擁壁工事は、その地盤状態や隣などの周辺環境を考慮しなければ適格なアドバイスは難しいと思われます。
現在、提案されている内容は、施工業者が現場を確認して設計提案されているものと思考されます。
むしろ、その施工方法で工事が終了したあとのメンテナンスや工事の瑕疵責任に対する約束事をしっかりと取り付けておくことが賢明であると思われます。