高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

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2012.10.02

高気密高断熱住宅の施工について

質問者/ISSEI

<質問>
 下記、1〜4の施工について、適正な施工ではないのではと不安です。
もし、適正でないとしたら、現状、どのような問題が発生する可能性が
あるでしょうか?

<疑問>
 築後6ヶ月時の問題と、下記1〜4の施工は、全く別件なのでしょうか?

<現状>
 C値が0.2とされる住宅です。(築1年)
室内壁のスイッチやコンセントから空気が
吹き込んでいた為、外壁を見渡して見ると
給気用フード、ブレーカーボックス、電力量計、
電源コンセントボックスがあり、確認をしました。

結果、

1. 給気用フードの周りに防水処理がされておらず、はめ込んだ
   だけでした。

2. ブレーカーボックスを開くと、配線穴が空洞になっていたので、
   室内壁を切り抜いて確認したところ、空洞から、外気が勢いよく
   吹き出していました。(添付写真参照下さい。)

3. 電力量計は、3.と同じ

4. 電源コンセントボックスも3.と同じ

といった状況でした。

<経過>
 築後6ヶ月時に、ダウンライトから室内に空気が吹き出していた為、
工務店に相談したところ、問題ないとの報告書が提出されてきたの
ですが、屋根裏に上って、現場確認もしてもらえなかったので、自分で
屋根裏に上がって、確認したところ、軒下換気と、天井との間に隙間が
あるのがわかりました。この箇所は、私が写真を撮って、工務店に見せて
、補修してもらいました。(隙間はトータル1平米はあったと思います。)
C値が0.2とは、気密層の隙間が完全に0でなければ為し得ません。
窓のはめ殺し(フィックス窓)でもビート部分に隙間が生じますので、引き違い窓、押し開き窓の建付け部分にはそこそこ隙間があるものです。
換気口、換気扇を完全密閉にしてもC値0.2を確保するに断熱気密層がゼロ隙間が前提となります。
そもそも、写真で見られるような現場発泡断熱層を貫通させて電線(キャップタイヤ)を配線するようでは、C値0.2を確保している事など在り得ません。

もともとグラスウール断熱を基準とする業界にあって、ウレタン断熱を現場発泡施工するには、多くのリスクを抱えています。
したがって完全な管理施工が必要です。
そのウレタンの種類も多種多様なのです。
使い方を誤ったウレタン発泡の住宅も多く存在し、この種の家づくりの大きな弊害ともなっています。

本件は、出来あがって日時が経っており、現在出来る事は限られますが、簡易スプレーウレタンで根気よく補修を行うべきです。これは、外部からフードを外して行っても全く意味がありません。
内部から写真のような個所を見つけては、その隙間をウレタン補修すると云う丁寧な対策を行うべきでしょう。