高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

構造・建材について

断熱性や防音性、構造の強さなど

2012.12.25

べた基礎のコンクリートの継ぎ目について

質問者/鹿児島市・YKさん(公務員・36歳・男)

 現在、家を新築中ですが、基礎を見に行ったところ、底盤と立ち上がり部分の打継ぎ目に気になる箇所を見つけました。
 打継ぎ目のほぼ全箇所にわたりコールジョイントのようなものが見受けられ、ひどい箇所では最大で底盤から5センチ程度、施工不良のような状態(コンクリートが完全に詰まっていないような状態)です。
 コンクリートの強度自体は、私がシュミットハンマーで確認を行うことにしていますが、継ぎ目の強度が気になります。
 以下の3点がよくわからないので質問しました。回答のほど、よろしくお願いします。
1)基礎としての強度に問題は無いのでしょうか?
2)補修で済むレベルなのか、それともやり直すべきレベルなのか?
3)補修するとすれば、どんな方法があるのか?

 写真で見る限り、特別問題のあるような基礎コンクリートではないと思います。

※写真を見る限り、強度的な問題があるとは思われません。
※防水機能が伴うような状況でない限り、コンクリート打ち継ぎ部分の表面荒れは問題ないと思われます。
※補修は外見上の補修であり、強度的には特別、補修を必要としないと思います。

 コンクリートの打ち継ぎ箇所には、多かれ少なかれ、写真のような「ジャンカ」といわれる「表面荒れ」が生じます。半地下や防水壁のような、特殊コンクリートを除けば、本件のようなコンクリートの打ち継ぎ部分の「ジャンカ」は許容の範囲と思われます。