高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2013.03.01

新築中の床下に雨水浸入大丈夫ですか

質問者/大阪市・Hさん(主 婦・45歳・女)

 2x4工法で、建築中ですが、1週間後に棟上げを控え、不安が多々あります。
 施工業者から工事に関する説明や写真等、一切もらえてなくて何度となく催促しましたが応じてくれてません。
 家を見に行った際に、床下点検用の穴があけてあり、そこからデジカメを使い写真を撮ったところ、雨水が溜まっていました。
 シートなどは、雨が降っていても、かけてありませんでした。これで、大丈夫なのでしょうか。

 写真で見ると手前の方が乾いております。工事過程の中で、大雨に見舞われると、かなりの雨水が土間コンクリートに溜まる場合があります。
 状況から察するには、土間コンクリートが手前から奥の右の方に傾斜を付けているものと思われます。もちろん、この水が湿ったままの状態ですと、床下を構成する部材の含水量が増加し、腐朽菌が発生します。
 状態を確認する必要があるのは、一番溜まった水の深い右奥に排水口で、何らかの事情(排水溝に繋げる過程など)により詰まったままになっているとすれば、それを解除すれば改善されるでしょう。
 もし、そのような対処がなされていない場合は、排水口を設けて水を除去しなけばなしません。
 現場担当者とも充分に協議を行い、少なくとも竣工時点では、乾燥状態で引渡しを受けるようにいたしましょう。