高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2013.04.16

断熱材の施工方法について

質問者/島根県簸川郡・OKさん(公務員・38歳・男)

 床下の断熱材の敷き方(施工方法)について相談です。別添の写真を見ていただくとわかりますが、土台に直接釘が打ち付けてあり、その釘の上に断熱材が置かれています。インターネットで調べると、床下断熱材を施工するときの金具があるようです。また、両方の土台に木を打ち付けて、その上に置く場合もあるようですが、「釘の上」はどうなんでしょうか。なお、ベタ基礎、土台ともに120mmです。

 写真で見て、その断熱材の敷き込み方法に驚いています。使用されている断熱材はスチレンフォームという断熱材で、上から加重がかかると断熱材に釘が食い込んでしまう場合が考えられます。この断熱材は一般的に土台(大引き)に垂木を打ち込み、その上から断熱材を敷き込みます。しかし、その断熱材の上部(断熱材と床材との納まり)の詳細がよくわかりませんので、今後、どのような問題が生ずるかを断ずることができません。
 また、写真で見る限り、実に正確に断熱材が設置されているようにも見えますが、本来なら釘で抑えているところに、木材を打ち込んで断熱材を受けてあげる方法が安心です。
 これからでも床下側から割と簡単な施工できますので、施工者にぜひ、そのようにしていただくべきと思われます。