高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

設備や内装一般

暖房や電気湯水器、トイレの配管など

2017.10.31

築40年アパートの排水口トラップ

質問者/永井節子

初めまして。一週間前に、築40年の古いアパートに引っ越しました。 見学の時には気付かなかった水回りの悪臭に困ってます。 お風呂場や洗濯機置き場のある脱衣所、台所、洗面所。 色々調べたら、恐らくどこにも排水口トラップがついてません。 排水口に水が貯まったりしてませんし、ホース回りにも、密封させる蓋がありませんでした。少し大きめの穴にホースが固定されることなく、入っている状況です。

臭いも気になりますし、衛生上もかなり不安です。何が混ざってるかもわからない下水をそのまま吸ってる事になるんですよね。。

早急に大家さんに相談しようと思うのですが、なかなかリフォームや管理に腰が重い人だとは聞いてます。 仲介業者から言われました。 相談は仲介業者を挟む形になります。 排水口トラップがついてないのは建築法違反になるのでしょうか? 築40年を考えると付いてないのが当たり前なのでしょうか。。 仲介業者に話する前に、法律上どうなのか知りたくて質問させていただきました。 よろしくお願いいたします。
本件のような排水設備関連には、明確に規制する法律が存在しないようです。
しかしながら設備業者は、臭気対策のためのトラップ設置を常識的なことのように捉えてきたようです。

本件は40年前のアパートなので、常識の範囲に入らなかったと思われます。
現在は、台所や洗面などの殆どの器材にトラップが装備されています。
本件は、根元の排水管の臭気対策が取られていないようです。

対策としては、全ての排水の取水枡にトラップを取り付けることも可能と思われます。
費用は、極めて安価ですので仰せのように上記の事項を参考に仲介業者を介して大家さんに対策を促すことをお勧めします。