高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

その他の問題

虫や騒音、振動など、その他の問題

2019.07.04

地盤調査

質問者/ちぇーちゃん

築10年木造二階建てです6年前に南側庭で隣との塀が傾き地盤調査し、3メートル位掘り軟弱地盤を改良してもらいました昨年10月北側建物壁に向かい穴があき、業者に連絡したら棒か建物と平行して150センチも入り周りに敷き詰めた石も吸い込まれるように有りません2メートル位離れて設置した物置も傾いてます建物の真下が心配です建物を撤去して調べてまた建築して欲しいのつです建主はコストがかかりすぎだから無理だと…裁判しても勝ち目は無い出でしょうか?
ご心配の心情は理解できます。
築10年となると構造物の傾きなどに施工者の責任を科す、瑕疵担保履行法と法律施行以前の建築物とお見受けされます。

「塀が傾き」「北側建物壁に向かい穴があき」とは、このあたりの地盤面に穴があいたと解釈。「周りに敷き詰めた石も吸い込まれた」つまりこの穴に落ちたと解釈。
「物置も傾いてます」と解釈。
このような状況で建築物、つまり本宅本体が心配だと言う事なのでしょう。
しかるに質問者の要求は、建築した家を撤去して建直して欲しいとの要望と解釈しました。

このような状況下で施工業者に対し、撤去して建直しなどの法的責任を裁判で求めるのは極めて困難だと思われます。
築10年ともなると、その期間において色々な自然環境などのストレスが敷地に与えたことも考慮すべき思考されるからです。

施工業者が道義的責任を何処まではたしてくれるかどうかにかかってきます。
建設業者とは、丁寧に相談され、出来るだけ質問者の意に沿った解決策を講じて戴くよう協力し合うことが賢明と思われます。