高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2019.06.06

水からお湯になるまでの時間が長い。

質問者/まざあぐうす

オール電化、築8年目の4LDKの一戸建てです。建てた当初から、と言っても夏場はあまり気にしていませんでしたが、冬になると、蛇口をひねってお湯になるまでに3分くらい掛かるのです。これって普通でしょうか?他には、お風呂に入っている間、他の水場が使えません。例えばキッチンで洗い物をすると、風呂のシャワーが熱くなり火傷をしそうになったり、冷たい水になったりするからです。ハウスメーカーは大手で、何度か抗議し、検査もしてもらいましたが、「運が悪い」「原因はわからないが、問題は無い」と言うような事を言われました。このまま不便な生活を続けなければならないのでしょうか?プロの目から見て、思い当たる原因などありませんでしょうか?担当窓口がかわり、最初は、「基礎に開口を開け忘れて、給水管が遠回りになった」と言われた事もあったのですが、今の業者や担当者はそのような事実は認められないと言います。
給湯方式が書かれていませんが電気温水器を採用されている事を前提にお答えいたします。通常の電気温水器は、水道水の冷水が温水器貯湯タンクの下部から入り、深夜電力で沸かしたお湯との温度差で分離層が出来て交わらないようになっています。
その水道圧でタンク上部からお湯が押し出されてシャワーや風呂、キッチンに給湯されます。
水道水は、もともとかなりの圧力を持っているため、貯湯タンク内での湯水混合防止や加圧ストレスを低減するため、下部から入れる際に水圧減圧弁で調整しています。
つまり、タンクから押し出されるお湯は水道水の圧力より低くなっています。
そのため給湯個所がタンクから遠くなるほど送水菅ロスによって、お湯の噴き出し圧力が弱くなって行きます。
弱い湯圧に合わせてシャワー温度を調整使用している時に、キッチンのお湯を止めると、一瞬にして湯温が上がったり、またその逆もあります。
蛇口を開けて3分もお湯が出ないという事はかなり、タンクから遠い場所にある蛇口だと思われます。
この長い送水菅でお湯は冷めてしまうのも災いします。
本件のような事象の要因は、取り込み水道管の太さ、地域的な水道圧力などの外部要因と温水器の容量や機能特性など内部要因があります。
対策としては、減圧弁の調整で少しは改善できる場合もあります。
また、床下部分の配管断熱が不足しているようにも思いますが、今となれば壁や床下の配管を断熱補充するのはかなり困難かと思います。
ちなみに本件のような圧力不足による事案はとても多くあります。
加圧ポンプの設置で改善出来る場合もありますので温水器を直に扱っている設備やさんに相談された方が賢明かと思われます。