高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2019.11.12

パースと違う現状をどうすればよいか

質問者/RNMT1

現在、古い家を柱だけ残して解体するスケルトンリフォームをしています。

工事は着々と進んでおり、たまに見に行ったりしているのですが、
打合せ資料やパースと違う部分が結構あるのです。

例えば、
・造作出窓の高さはパースでは120cmなのに現状150cmだったり
(外部のから見た高さ165cmはパースどおりなので元の室内パースがおかしいと言うことになります)
・パースでは一律の高さの天井ですが、現状一部が他の所より20cmほど低い場所があったり
(元々のひさし部分があるので一部だけ低いと言われました)
・壁からはきだし窓の間が10cm程あいていたパースですが、実際壁ギリギリに窓が設置されていたり
・小屋裏の高さはどんなに計算しても130cmしか出せないと言っていたのに、やってみたら140cmできちゃいました。

などなど細かく見ると沢山有るのです。

リフォーム業者に確認するとパースが大まかな物だったのですみません、とだけしか返って来ませんでした。


打合せは1年半前から何十回もして来ました。

事前に、出窓内側は150cmになると言ってくれれば、高すぎるので使いやすい120cmにして欲しいと頼めました。
壁ギリギリの窓だと分かっていたら、窓の横幅サイズを小さくして壁から離す事も出来ました。(実際何cmの窓がいいかは打合せました)
天井が低くなると分かっていれば本棚の予定をテレビ置き場にしたり出来ました。(テレビ線の位置が変わってきます)


私はパースや図面を信じて置く家具など想定したり、これからの生活をイメージしたりしていたので、結構違っていてとてもショックを受けています。

工事を始めて初めて気付いくような場所でもないのです。
こちらが見に行き指摘しないと報告が無いのもおかしいと思っており、見に行かなければ引渡し時に始めて気付き、もしかしたら先行購入した家具などぴったり置けないかも知れません・・。


こんなに資料と違う形になるものなのでしょうか?
パースなど信じてはいけないものなのでしょうか。
どうすればよいでしょうか。
パースとは、「透視図」のことを云います。
この透視図とは、立面を三次元で現し、出来上がりのイメージを示すので詳細の寸法とうは、立面図、平面図で描き表します。

思い描いたリフォームが、質問者の意に沿わない形で進行する工事に苛立ちを思えていることは充分に理解でます。
先ずは施工業者と冷静に要望を伝え、出来得る限り意に沿ったリフォームを進捗させることしかありません。

施工業者も決してお施主さまの意に沿わない工事を意図して行っている訳ではないと思われます。
感情的にならず、一つ一つ理由を説明して事情に照らした工事を進めるよう施工業者との付き合い方を工夫すべきと思われます。