高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2021.07.20

新築中の木材が最初からカビている

質問者/肉球

福岡県にて平屋を新築中で、現在窓がついた状態です。
梅雨時期だったこともあり、窓下の木材が明らかにカビていました。
さらに、その頃屋外にビニール袋入の木材が大量に放置されて雨ざらし状態で、袋の中が見えなくなるほど結露していました。その木材は、外壁の下地?に使われているようで、透湿気密シート?の外側に貼られていました。もう遠くから見ても明らかにカビています。
窓下の木材について連絡をいれたところ、「薬剤を塗布して削ります」とのことでした。問題があるかないかについては誤魔化された印象でした。外壁面のところは連絡しましたが3日くらい経った今でも折り返しがない状況です。
これらについて、?今後の強度やカビの生えやすさ、健康面に影響はないのか。?メーカーの対応は適切か。?施主からクレームを入れることでどこまでやり直しが可能か。等について教えていただきたいです。
木材の保管状態にはいささか問題があります。
しかし、表面仕上げ材の腐朽菌は、乾燥すると同時に消えてなくなるものです。
写真で見る限り、この程度の腐朽菌の場合は、立ち上がると自然と消えてなくなるものです。

カビの胞子が舞って住む人に健康被害をもたらすのは、家屋内に限った事です。
家屋内はカビ取り剤での処置が必要と思います。
写真の外壁材のカビは自然消滅すると推察されます。

構造部材に関しては、瑕疵担保責任の対象となり、本件が理由で躯体損傷となる場合、法的に施工者の責任を問う事ができます。
このような写真を多くと撮影しておき、躯体腐食の際は、法的な責任を取って貰う事を要請するエビデンスになります。