高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

住宅業界最新情報

2013.06.17

工務店の後継者問題を思考する

帝国データバンク 6月10日報道発表資料によると零細工務店の休廃業が多くなっていると言うことです。
調査票をリンクしました。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p130603.pdf
この帝国データバンクの調査資料では、工務店の後継者不在が大きな要因となっているようです。

一方で零細工務店の倒産事故は極めて少ないことも特徴です。
建主における家づくりは、出来上がって住み始めてからが本当の始まりです。
後継者が存在し、施工的な技術が確立していて地域に密着している工務店の方が、一生一代の家づくりを行う建主にとっては、むしろ安心度が高いかとも思われます。

私達ファース本部のようなフランチャイズ本部は、加盟工務店の技術的な支援、経営的な情報提供をはじめ、工務店独自で整えることの困難な保険保証なども準備しています。
完成引渡保証、瑕疵担保責任保険、地盤保証、フラット35申請認定、長期優良住宅の申請認定、住宅性能表示、住宅エコポイント認定などのサポート業務などを行っています。

このような地域密着型の地域工務店でもハウスメーカーなどと互角の家づくりに必要な家づくりインフラを備えています。
しかし、どんな立派な家づくりインフラがあったとしても、工務店経営には継続性が不可欠であり、後継者の存在は不可欠な要素です。
後継者とは、その工務店が培ってきた信頼、信用を引き継げる人であれば、必ずしも子息などの身内でなくとも構わないのです。
後継者を育てることも工務店経営者の大切な責務なのでしょう。