住宅業界最新情報

３・１１の原発事故以降は、各電力会社の営業開発に絡む仕事の殆どが停止状態になっております。
原発が停止状態になっている段階での電力需要は、供給する方にも多大な負担が掛かり、更には、消費者の心情にも配慮しているからなのでしょう。
その中で東北電力だけは、積極的に正しい電化住宅の在り方を消費者に知って戴く活動を行っております。
東北電力は、効率的な電力消費が見えるようになるスマートメーターと、消費者が現況の電力使用状況を常に見えるようにした装置である、HEMS機器との連携させた電力メーター情報サービスを来月10月1日より開始するとしています。
電力自由化に伴う新しい時代を迎えるにあたり、電力新会社の台頭にも東北電力だからこそ出来るサービスの提供を行おうとしております。
電力会社における震災以降の縮こまった内向き営業体制を東北電力は積極的に打ち破ろうとしている努力を伺えます。
東北電力以外の電力会社は、多くの実績を生かせる既存電力会社の優位性を活かした営業体制を行って戴きたいものである。