高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

スタッフブログ

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2025.07.02

熱中症の話

早いことに1年の半分が終わり、7月になりました。

6月の北海道は30℃を越える地域があったりとエアコンが欠かせないものになりました。

夏になりますと、毎日のように熱中症で救急搬送されるニュースを目にするようになります。
搬送されるほどではなくとも、軽度の熱中症で体調を崩した事があるという方も少なくないと思います。

今年6月から企業に対して「熱中症対策の実施義務化」が施工されました。
「熱中症を生じるおそれのある作業」の定義については、「WBGT28度以上または気温31度以上の環境下で、連続1時間以上または1日4時間以上の実施が見込まれる作業。」と具体的に明記されています。
WBGTとは熱ストレスを評価する暑さ指数を指し、熱中症予防対策を取る際の作業環境管理の指標となります。また、前述した定義に該当しない作業でも、作業強度や着衣の状態によってWBGT基準値を超える場合は熱中症リスクが高まるため、同様の措置が必要です。

重篤な場合、命にかかわる熱中症は個人単位ではなく、企業単位で対策が求められる時代となりました。
夏本番となるこれからですが、いついかなる時でもご安全にお過ごしください。